号外Vol.01 1999.06.25発行
一般男子の平均的ヘッドスピードは40メートル毎秒と言われます。これを時速に換算したことがある方はいらっしゃいますか。1秒に40メートルで すから、1分に2,400メートル=2.4キロメートル。1時間には144キロメートルになります。時速144キロですから、高速道路で相当のスピードを出した時と一緒ですね。ちなみにプロが50メートル毎秒だとすれば、時速180キロです。新幹線までは行かないようですね。
高速道路で窓を開けてドライバーを真横に出すことを考えてみて下さい。(念のため、危険ですので本当にはやらないで下さい。)もちろん実際のスイングでは、すべての部分の速度が144キロではありませんが、いかに空気抵抗が大変なものであるか、実感としておわかりいただけたのではないでしょうか。話は飛びますが、プロ野球のピッチャーのボールの時速が160キロ近いというのは驚きます。我々のヘッドスピードより早く手を振っているのでしょうか・・・・・。
シャローフェイス(薄いヘッド)は空気抵抗を考慮していると言われます。意外と本当かもしれません。48インチの超尺ドライバーが人気のようです。ヘッドも大きくなっているようです。そんな長くて大きいヘッドのクラブを振り回したら、空気抵抗に負けて結局はヘッドスピードが落ちてしまうのではないでしょうか?そういえば、シャフトも極太が出たとか・・・。でも、少しでも距離を出したい非力プロゴルファーが、超尺ドライバーを使っているという話はあまり聞きません。なぜでしょう。
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