■ 誤って何かをした場合（１） ■
R&M.Vol.11 2000.1.14発行
ルールに関しては、細心の注意を払い記載していますが、もし誤った説明や表現があれば、遠慮なくご指摘ください。また記事に関連するご質問があればメールをお寄せ下さい。できる限りホームページ上で対応させていただきます。
今回のテーマはうっかり誤って何かをしてしまった場合、という内容をお送りします。
★誤ってティの上のボールに触れて落としてしまった★
ティアップしてアドレスをとり、ワグル（クラブを２～３回小さく振る動作）をしていたら、誤ってクラブがボールに当たり、ティから落ちてしまった。これも１打と見なすのでしょうか。
インプレーになっていない球が、ティから落ちたり、アドレスしていてボールを落としてしまった場合などは、罰なしに再度ティアップできます。ワグルは意図したストローク（正しく球を打って動かす意志を持って行われたクラブの前方への動き）とは見なされませ。
もちろん、空振りはストロークですから、球が動いても動かなくいても１打になることは、言うまでもありません。
★誤って人のボールを打ってしまった★
ついうっかり、誤って隣のコースの人のボールや、同伴競技者のボールを打ってしまう事があります。誤球の場合、間違えた球で打ったストロークに関係なく、２打罰となります。従って、誤球をＯＢしても、２打罰で、本来の自分の球を打ち直すことになります。もし、そのままホールアウトし、次のホールのストロークをしてしまった場合は、競技失格となります。
ただし、ハザード内では誤球扱いになりませんので、バンカーで目玉になっているボールを打ったら、それが人のボールだった場合は、改めて自分のボールを打ち直せば罰はありません。
★誤って自分のボールを蹴ってしまった★
ラフなどでボールを探している時に、誤って自分のボールを蹴ってしまうことがありますが、この場合１打罰し、元の位置にリプレースして打ちます。もしそのまま打ってしまった場合は２打罰になります。
人の球を蹴ってしまった場合は、誰にも罰はなく、リプレースしてプレイを続行することになります。ただし、自分のキャディが誤って蹴ってしまった場合は、キャディ局外者ではないので、自分が蹴った場合と同じ扱いになります。
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