toppage
ゴルフは理論!HPへ

■ グリーン上での問題(1) ■

R&M.Vol.10 1999.12.24発行

ルールに関しては、細心の注意を払い記載していますが、もし誤った説明や表現があれば、遠慮なくご指摘ください。また記事に関連するご質問があればメールをお寄せ下さい。できる限りホームページ上で対応させていただきます。

今回のテーマはグリーン上の問題です。よく起きそうな事をメインに、基本的なルールとマナーをお話します。

★グリーン上の球★

球がカラーの部分ぎりぎりにある時に、これがグリーン上の球かどうか、悩む事があります。グリーン上かそうでないかで、かなり規則が異なりますので、この定義はしっかり覚えておいた方がよいと思います。

球の一部がグリーンに触れていれば、その球はグリーン上の球といいます。球に付着した泥のみがグリーンに触れている場合など、グリーン上の球でないので、マークして拾い上げる事はできません。

★グリーン上でパットした球が同伴競技者の球に当たった★

下りのラインで、まさか当たらないと思うホールの反対側の同伴競技者の球まで行ってしまう事がありますが、当たった場合は2打罰になります。当てられた方は、元の位置にリプレース、当てた方は止まった所からのプレーとなります。

 

パター

★グリーン上でパットした球が旗竿や付き添いの人に当たった★

旗竿が立っていても、グリーン上に置かれていても、グリーン上から打った球が当たれば、2打罰で止まったところからのプレーとなります。もちろんグリーンの外から打った場合は、無罰です。もし、旗竿を持っているキャディに当たった場合も、2打罰ですが、当たったボールがカップインした場合は、球が止まった所からプレーすることになっているので、カップインは認められます。

★グリーン上でのマナー★

自分のラインが、自分より先に打つ人と近い時などに、ホールの向こう側に座り込んでラインを見たり、真後ろからラインを確認する人がいますが、これはマナー違反です。また、プレーヤーがストロークをするとき、キャディやパートナーなどをパットの線、つまりプレーヤーがパットしようとしているラインの後方線上やその付近に立つことを許してはならないという規則があります。この規則は2000年より、グリーン上だけではなく、コース上のどこでも、パットの線やプレーの線の後方線上やその近くに、自分のキャディやパートナー、そのキャディが立つことを許してはいけない事に改められました。

自分が打つ場合は、人を立たせず、同伴競技者が打つ場合は、ライン上またはその付近に立たないようにするのがよいでしょう。


←前のルール&マナーを見る  次のルール&マナーを見る→

******************************************************************
※本メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載することを禁じます。
※本メールマガジンの内容によって読者がいかなる損害を受けた場合も当方
では一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
******************************************************************