R&M.Vol.4 1999.11.2発行
ルール上、ゴルフ場は次の4つのエリアで構成されているという説明を前回しました。
(1)現にプレーをしているホールのティインググラウンド
(2)スルーザグリーン
(3)ハザード
(4)現にプレーをしているホールのグリーン
今回は、もう少し詳しくコースに関する用語についてご説明します。
ティインググラウンドとは、プレーをするホールのスタート場所で、その先端と横をティーマーカーの外側を基準として、後方は任意のクラブ2本分の長さの長方形の区域を言います。球全体がこの長方形より外に出ている場合、その球はティインググラウンドの外の球ということになります。
スルーザグリーンとは、現にプレーをしているホールのティインググラウンドとグリーン、コース内のすべてのハザードを除いた、コース内の全域のことを言います。つまり、となりのホールのグリーンやティインググラウンドはスルーザグリーンという事になります。もちろんOBエリアは、コース内ではありませんので、スルーザグリーンではありません。
フェアウエイとラフは、ルール上区別されているのでしょうか。実はルール上区別はありません。従って、ルールに従って球をプレースしたりドロップしたりする場合、ラフの球をフェアウエイにプレースしたりドロップする事は何ら問題はありません。ただし、ローカルルールで「黄杭の1ペナラインを超えた場合のドロップはラフに限る。」としている所がありますので、注意が必要です。
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