R&M.Vol.2 1999.10.15発行
OB(Out of Boundsの頭文字、境界線の外という意味)は、プレイをしてはいけない区域を言います。ここに入れてしまった場合は、1打付加して、打った位置から打ち直しになります。ボールがOBである可能性がある場合、暫定球を打つことができます。暫定球をチョロした場合、初めのボールよりホールに近づく所まで飛ぶまで、何打でも打って進むことができます。もちろんボールがOBでなかった場合、暫定球の打数はすべてカウントせず、初めのボールの打数のみがカウントされます。
OBのエリアをボールが超えて、となりのフェアウエイなどへ飛んだ場合はOBではありません。OBとは、OBエリアに止まったボールの事を言います。OBはボールの位置で決まりますから、足がOBエリアにあっても問題ありません。また、OB区域内にある障害物は動かすことはできないので、スイングの邪魔になるからと言って、OB杭を抜くことはできません。
OBラインぎりぎりのボール、OBかどうかの判定はどうすればよいでしょうか。OBの境界を示す白杭がありますが、OBかどうかの境界線は、白杭のフェアウエイ側の面を結んだ線で、上方、下方まで適用されます。ボール全体が その境界線より外側に出た場合にOBとなります。逆に言えば、一部でも内側にあるボールはOBとはなりません。OBの線が地上の上方まで適用されると言うことは、木の上に止まったボールも、ボール全体がOBラインより外にあればOBということになります。
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