本編vol.7  「ボールの初速を上げるには?(ヘッドを速く回す)」
に関する、意見・感想のページ

発行日 1999/9/24

■7-1(50代以上男性)
 長年何となくゴルフをやってきましたが、この理論を知り、そういうことだっ たのかと感心させられました。

■7-2(匿名男性)
 今回初めて「ゴルフは理論」を楽しく読ませてもらいました。 私は、2年ほどゴルフスクールに行っていますが、今回読ませた内容について、 一部反論があります。ゴルフ理論については、まあそのとおりかな、とは思いま すけど、一番最後の「●慣性モーメントの小さいスイング実現のために」で紹 介した練習方法(?)は、はっきり言って役に立たないと思います。 あんな雑誌に載っているような方法(グリップエンドをボールにぶつけるなど) は、初心者や中級者向きではなく、体がきちんと回転している上級者向きの方法 だからです。では、どうすればということですが、私が通っているゴルフスクールでは、まず 体を回すこと、特に力みは厳禁で、腕およびグリップには、まったく力を入れな いことを教えてもらいました。最初の3ヶ月はそんなものでした。「スライスや フックを直せ」なんて言葉は一切でなかったです。今回言われていた、インパクト 時の角度やダウン時腕が水平になった時の角度なんかは、頭で意識したら絶対に !!!できません。そんなこと意識したら、体中りきんでしまって、体が開いた スライスか、体が突っ込んだダフリが精一杯でしょう。 私としては、あんなものは、腕のりきみを抜いて、トップ時からフニッシュまで 、腕の存在を忘れて、体の回転のみでボールを打てば、絶対にリストの角度は付 きます。また「リスト」については、意識して使わない方がいいです。どこ に動くか判らないので!!グリップのりきみがなくなれば、クラブの重さで自然 にリストは使えます。

■7-3(30代男性)
 この「ゴルフは理論」はどのような方を対象として記述しているのでしょうか? 自称、理屈ぽいわたしにとって、おもしろく読ませていただいておりますが、最 近雑誌等で取り扱われている内容と違うようです。どちらかというと、ベンホー ガン氏のモダンゴルフを愛読し、練習して来た人(自分も含めて)たちには共感 されるようですが、最近の用具の進歩を取り組んだ、これから始める初心者向け アドバイスとしては如何なものか?という気がします。例えば今回のレイトヒッ トも、練習量の豊富なプロと違い、素人がまねしても確率が悪くなったり、手首 をこねるクセがつくような気がします。実際には、シャフトに仕事をさせる打ち 方が確率が上がるゴルフができると思うのですが。

■7-4(50代以上男性)
 ドライバーでどうしても返しが送れます。グリップエンドをボールにぶつけるつ もりで打てを明日練習してみます。

■7-5(30代男性)
 科学的な理論によって、ボールが飛ぶメカニズムはよくわかりました。ただ、 理屈はわかってもそれを実現する難しさは、最近ゴルフをはじめたばかりの自分 にとって、身にしみてわかります。特に慣性モーメントを小さく振るなどという のは至難の業でしょう。それよりも、いかに正確に思ったところにボールを運べ るかに力を入れて練習した方がアマチュアゴルファーにはいいのではないかと、 自分では考え練習に励んでいます。まだ、コースには1度も出たことはありませ んが、アイアンやドライバーでそこそこの距離でまっすぐ飛ばせるようになった ら、パターやアプローチなんかに力を入れたいと思っています。これからもゴル フの科学的解明頑張って下さい。

■7-6(30代男性)
 今回はかなり気合いが入っているように感じたのは私だけでしょうか? 今回レイトコックについて少し触れられていたので,私なりの考えを簡単にメール させていただきます。

考えの基本として(右打ちの場合)
 1.左手で引く場合クラブの重心と運動方向が一致する
   (クラブヘッドが手についていこうとする)
 2.右手で押す場合クラブの重心は運動方向からはずれる
   (クラブヘッドが手を追い越そうとする)
 3.クラブヘッドの運動とバランスを取るために体の重心は
   クラブヘッドの運動方向とは逆方向に動かす

の3点を考えた場合,レイトコックはするものではなく自然に行われるものであると言えます。 すなわち,切り返し直後左へ体重移動することによりクラブは右へ移動します。 その際左手でクラブを引き下ろすことにより自然とレイトコックとなります。 この移動方向がより大きい方が深いコックとなります。

次に,手が水平近辺になるとクラブヘッドが手を追い越し始めます。 すなわち,左手で引くから右手で押すに変わるのです。 このとき,いつまでも引っ張るつまり左への体重移動を続けると振り遅れてしまう事になります。 つまり,ここで重心を左から右に移動することによりアンコックが始まるのです。 この,切替はクラブの慣性が大きいほど,又,筋力のない人ほど早くしなければなりません。

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