号外vol.1 「クラブの空気抵抗について」
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発行日 1999/6/25

■G1-1(男性・Yさん)
 雑誌の「実験」を見たことがあるのですが、実際48インチで振ると、飛距離が伸びるようです。長尺ドライバーは、一般にゆったりと振ると言われています。体のキレがないとか、腕だけで振ってしまいがち。あるいは、ヘッドスピードの足りない人が、「同じ角速度」で振ればヘッドの線速度があがるという話なのでしょう。44inchと48inchならその差4inch=10センチくらいは違うわけで、同じ時間でスイング1周するなら、pai*2r ですから、(1inch=2.5cmで計算すると)44inch なら(44inch=110cm)+腕の長さ(60cm)=円周=1067.6 cm 44inch なら(48inch=120cm)+腕の長さ(60cm)=円周=1130.4 cm その差、70cm ですね。これでどれほどスイングスピードがあがるかどうかは疑問といえば疑問ですが。数字のとうり、5%程度の影響はあるのかもしれませんね。実際に一人の人でスイングスピードを計ってみたほうが面白いかもしれません。私は、キャロウエイBBBと、プロギア H/S 銀チタンを振っています。どちらも46inchですが、プロギア H/Sは、バランスが良くて振りやすくBBBより(4mも)ヘッドスピードがでる。でも、BBBよりもちゃんと当たることが少ないです。キャロウエイは、圧倒的にちゃんと当たりやすいです。アベレージゴルファーには、BBBの方が良い選択だと思っています。もちろん、「当たったときは」H/Sの方が良く飛びます。というわけで、ヘッドスピードは、長さだけでは決まらないという結論でした。

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